癒しの時間 管理人としこです。
今までのセックス経験と私の妄想で簡易なアダルト小説を創作してみました。
気分転換にでも読んで頂けると嬉しく思います。
シリーズ名:とあるビアンカップルのアブノーマルな日常
あらすじ:刺激的なエッチに興味津々の異性愛者の私たち!
ある日のお泊り会で
「彼氏とのエッチが気持ちよくない!」
「エッチってもっと気持ち良いと思っていた!」そんな不満を漏らす私たち。
お互いがどんなふうに触られてるのかを再現するために、おっぱいを触りあったら…
気持ちよさが止まらない…!
レズビアンのエッチってこんなにも気持ち良いものなんだ!
異性愛者から同性愛者に!
そして、ノーマルなエッチしか経験のない私たちが、アブノーマルな世界に突入!
前回の話はこちら『第2話:冗談が本気になり…まさか親友のイッちゃう顔が見れちゃうなんて。』
大親友の由紀とじゃれあっているうちにエッチをしてしまった。
キャーーー!!
何度思い出しても顔が熱くなる。
あのあと、2人でゆっくり過ごし翌日のお昼頃に由紀とバイバイした。
由紀が帰ってからあのときのことを思い出し1人でキャーキャー騒いでいる私。笑
”幸せだなぁ…。あれ?そういえば、由紀は、一人したことがあるといっていたけれど、どうやってしたのだろうか…”
”よし!聞いてみるか!”
ベッドに寝転びながらメールを送ってみる。
『由紀っ!お泊まり楽しかった!ありがとう』
すぐに返事がくる。
「こちらこそ、楽しかった!…ありがとうは、何のありがとうかな?笑」
『全部っ!もうっ…!!由紀があんなエッチだと思わなかった!』
「それはこっちのセリフ!彩の感じてる顔も声も可愛かったなぁ。虜になりそうです笑」
”キャーーーー////もう///由紀のバカバカ///”
スマホを握りしめながら再びあのことを思い出し、足をバタバタさせる。
胸がキュンっとなり、ドキドキしながら次のメールを打つ。
『私もっ…。由紀に心奪われちゃった///
ねぇ…由紀、あのさ…1人でしてたって言ってたじゃん?
あれって…どうやってしてたの…??』
”こんな感じで良いかな…?こんなこと聞いたら引かれるかな…?”
迷ってるうちに1時間以上が経過していた。
ええい!
送ってしまえ!
勢いよく送信ボタンを押す私。
そんなとき…
ピーンポーン
家のインターホンが鳴る。
”だれ?せっかくいいところなのに!まぁいいや居留守居留守!由紀からメールの方が大切っ…”
そんなことを思いながらまた昨夜の出来事に心を奪われる。
”あぁ…昨日の由紀可愛かったなぁ…由紀があんな顔するなんて…”
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
『あぁもう!うるさいな!誰よ!?』
幸せな余韻を壊された私は、
っと、そこにいたのは、にこやかな顔をした私の彼氏。
悠斗だった…。
『あっ・・・悠斗。どうしたの?』
「どうしたのじゃないよ!!彩ぜんぜん連絡くれないから…心配になってさ。来ちゃったよ」
そういい、少しふてくされる悠斗。
『あ…ごめん。由紀が泊まりに来てて、盛り上がっちゃって』
「いや、いいんだ!友達と居たんだもんな!でも連絡くらい返して欲しかったな。俺たち、付き合ってんだし」
はぁっ…ちょっと束縛ぎみの悠斗に少しうんざりしながらも、そっけなく「うん」と答える。
「なんか機嫌悪い?ちょっと上がらせてよ」
”えっ絶対やだ!由紀との思い出が!”
そう思った私は、手を振りながら断る。
『だめだめ、もうすぐ両親帰ってくるし』
「え?じゃぁ、今誰もいないの?チャンスじゃん」
『はぁっ?』
「おじゃましまーす!」
『ちょっと!まって!』
ズコズコと勝手に私の家の中に入っていく悠斗の服を掴むと、急に悠斗がくるりと振り返り、私の唇を奪う。
『んっんんんー』
”えっ?はっ?やだやだやだやだ”
「はぁっはぁっ…彩っ…」
ギュッと抱きしめ、何度も私の唇を奪う。
次第に、悠斗の固いものが私の体に当たりだす。
『ちょっと…ダメだって』
そんなのお構いなしといった感じで、私の胸をまさぐる悠斗。
そしてついに服の中に手を入れ直接触ろうとする。
”やだやだやだやだ…気持ち悪い…”
『悠斗っ!ダメだって言ってるでしょ!』
渾身の力を込めて、思いっきり突き放す。
突き放された悠斗は我に返ったようで…
「あっ・・・ごめん。つい…」
”ついじゃねぇよ!”
『はぁ…こういうのほんと止めて…もう今日は帰って…』
「うん…ごめん」
バタンと扉が閉まり、悠斗が帰った後、ものすごい嫌悪感に襲われながら自分の部屋に戻った。
”はぁ…私、何してんだろ…
悠斗は心配して見に来てくれただけ。
本来ならば、彼氏の顔が見られて嬉しい!といった気持ちになるんだろうな…。
嬉しいどころか、会いたくなかったな…。”
『はぁぁぁぁぁあぁ~』
自然と大きなため息がでる。
”それにしても悠斗に触られたとき…気持ち悪かったな…”
思い出したら急に鳥肌が立ってきた…。
”どうしちゃったんだろ…こんなふうに気持ち悪いと感じるほどではなかったのに…”
”はぁ…由紀とは大違い…”
”由紀…何してるんだろ…会いたいなぁ…”
ピロンッ
メールの通知を告げる音がした…
”あっ由紀かな?”
案の定、由紀から2通の通知が入っていた。
「秘密!また、今度ね」
”一人でした件は、はぐらかされちゃったな…”
そしてもう一通のメール。
「健吾と遊びにいってくる」
”………”
『はぁぁぁぁ~…』
また深いため息が出た。
”そうだよね。。。そもそも私たち女同士だし、それに由紀にはちゃんと彼氏がいるんだし”
”はぁ…”
さっきまでは、幸せの絶頂にいたのに…
急にどん底に落とされた気分…
『私の幸せを返せっ!』
思わず枕を壁に投げうーっとベッドに顔を伏せる私。
自分ばっかりが由紀に夢中な気がした私は、胸が締め付けられる思いで「楽しんで」とメールの返事を返し、そのまま眠りに落ちた。
次の日。
「彩っ!おはよっ!」
今日も素敵な笑顔の由紀。
由紀の笑顔を見ていると、嫌なことは何もかも忘れられる。
その笑顔をずっと見ていたいなぁ。
昨日あまり眠れなかった私は目を擦りながら由紀の顔に見惚れた。
『おはよ~ねむ~い』
「あはは!彩眠そう!あんまり寝れなかった?」
『う~ん…そだね…』
「大丈夫?…そういえば昨日、健吾と○○に夜ご飯食べに行ってきて、あいつ滅茶苦茶注文するんだよ!ハンバーグにポテトにうどん!米じゃなくてうどんかよって思わず突っ込んじゃった!笑』
私の気も知らないで、楽しそうに彼氏の話をべらべらと話す由紀。
”やめて…聞きたくない…”
それでも、由紀への想いを知られたくなかった私は笑顔で話を聞く。
『えっハンバーグにうどんなの?健吾君変わってるね!』
「でしょ!悠斗君はそんなことしないでしょ?」
『うん…でも悠斗は結構偏食。全然野菜食べないの』
「悠斗君小柄だもんね!好き嫌い多そ~!彩、奥さんになったら大変そうだ」
『う…うん…』
曖昧に笑みを返す私。
由紀が何を考えているのかわからない。
由紀と抱き合った夜が、由紀の中では終わったこと、忘れたいこと、になっている気がして少し泣きそうになりながら答えた。
周りからみたら、今日も仲良しな二人。
でも、関係を持ってしまったことで、確実に変わった私の心。
”伝えたい…でもこの関係が終わってしまいそうで怖い…
伝えることで由紀の傍にいられなくなるくらいなら…このまま由紀の1番の親友でいたい”
そんなもどかしさを抱えながら、今日も明日も来週も来月も来編も由紀と過ごすんだろうな。
続く。
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