私の体験記(自己紹介)~カミングアウト 友達編~

コラム

初めまして。
癒やしの時間としこです。

ここでは、私の体験記を自己紹介として紹介していきたいと思います。
本日は「友達へしたカミングアウトの経験について」です。

✔ビアンであることをどうやってカミングアウトした?
✔ビアンであることをカミングアウトして引かれなかったか?
✔ビアンであることをカミングアウトした後の周りの反応は?

そんなカミングアウトにまつわる悩みについて書いていきたいと思います。
この記事を読むことで少しでもあなたの心が軽くなればと思います。

まずは、簡単に私の自己紹介
名前:としこ
年齢:31歳
セク:中性リバ(見方によってはフェムにもボイにも見えます。カミングアウトした頃は完全にフェムでした)
レズビアン歴:31年(生粋のレズビアンです)
女の子との経験人数:25人(うちノンケ11人)
ブログを書こうと思ったきっかけ:
今までノンケさんばかり好きになり、恋愛のことで悩むことが多くあった。どうにかして恋を成熟させようと試行錯誤して色々なことを試してきました。この経験が誰かの役に立てればと思いブログを立ち上げました!
ノンケ攻略法(ノンケの落とし方)については、詳細にわかりやすく記事を書いていますので、良かったら読んで見てみて下さい。

恋愛テクニック(ノンケ攻略法)

ここの記事では、質問が多く寄せられる事項について取り上げて書いていき、それを自己紹介としたいと思います。

本日は、「友達へしたカミングアウトの経験について」です。

それでは早速内容に入っていきましょう!

レズビアンであることをカミングアウト 友達編

初めて周りにカミングアウトしたのは、高校生のときです。

中学生の頃も、はっきりとしたカミングアウトこそしませんでしたが、友達同士でじゃれ合ったりキスをしたことがあったので、私がカミングアウトする前にみんな薄々と気づいていたかもしれません。

ええ!!!中学生で同性とキス?

なんて驚かれるかもしれませんが、当時ちゅープリ(カップルがちゅーしてプリクラを撮るというもの)がはやっていて、その頃すごく仲が良い友だちに冗談で『私達も撮ってみない?』と言ったことがきっかけでキスしました。

付き合うとかそういった甘い話は全くなく、相手は冗談でしてるのは一目瞭然でしたが、同性しか好きになれない私からしたらかなり緊張したのを今でも覚えています。

この頃は、まだLGBTという言葉もなく、同性愛者を偏見の目で見たり、好奇の眼差しで見たりする人が多かったので、

”ちゅープリを撮ったのはいいけれど、誰にも見せることができないな。”

と思っていました。

が、相手はそんなこと臆せず、新ネタができた!と言わんばかりに自らそのプリクラを皆に配っていました・・・。ノンケだからこその行動だったのかもしれません。

瞬く間にこのちゅープリ話が皆に広まっていき、それからはものすごい好奇の目で見られました。

「レズなの?」と何度も聞かれたことがあります。
一気に有名人になったくらいです・・・。

ちゅープリを配った張本人は、「違うし、ネタだよネタ!」と言っていたので、私もそう答えることしかできず・・・。

周りに嘘をついて笑い飛ばしていましたが、心はどんよりとしていました。

私が『違うよ』と答えると、「だよね!良かった~!まじレズとか引くもん」と言ってくる人もいたからです。

これが同性愛者に対しての捉え方なんだな。
と、この言葉を聞いたときはかなり落ち込みました。

レズビアン=病気
みたいな捉え方をする人もいたので、同性を好きになることは、もしかしたら治せるかもしれない!と思い、何人かの男の子とお付き合いもしてみました。

が、誰一人として好きになることはなく、ドキドキすることもありませんでした。

高校生になってからも、男の子を好きになろうとお付き合いをしましたが、無理でした。
私の心を動かし、ドキドキさせてくれるのは、いつも同性だったのです。

中学生のときに友達から「引くわ」と言われた言葉を引きずり、好きになっても告白する勇気もなく、いつも叶わぬ恋をしていました。

時々、好きな相手とお付き合いをして手を繋いで楽しそうにデートしている夢を見ては、その幸せの余韻に浸っていたものです。


そんな悶々とした日々を送っていたとき、当時の親友(同性)から「付き合ってほしい」と告白されました。
一緒にいてスキンシップを繰り返しているうちに好きになっちゃったと。




驚きですよね。
もの凄くびっくりしました。

その子は、当時ボーイッシュで、男女問わず人気がある女の子でした。
ちなみに私はフェムです。

告白してきた子も今まで彼氏がいたので、てっきり異性愛者だと思いこんでいました(相手も私のことを異性愛者だと思いこんでいたようですが・・・)。

そのときは、初めての同性からの告白に驚きつつも、とっても嬉しかったです。

その子のことが恋愛対象として好きかと聞かれたら分かりませんでしたが、その子とじゃれ合ったり、くっいたりすることに安心感があったので、このまま付き合ったら好きになるかもしれないと思い、初めて同性とお付き合いすることになりました。

それが高校2年生の頃です。

周りも私達の仲が急に良くなったことに気づいていたようで、「もしかしてそういう関係なの?」と聞かれることもありました。

その時初めて『うん、付き合ってる』と答えました。

その時の周りの反応は、驚きつつも、良いと思う!と肯定してくれました。

このことをきっかけに、色々な人にカミングアウトするようになりました。

ずっと今まで自分に蓋をして生きていたので、誰かにカミングアウトすることはこんなにも気持ち良いものなんだと気づきました。

恐らく同性と付き合った事実がなければカミングアウトできなかったと思います。
信頼できるパートナーがすぐ近くにいたので、カミングアウトすることで相手が引いて離れていっても別に良い!と割り切ることができたのだと思います。

今までは、嫌われたらどうしよう…とか、そんなことばかり考えていましたから。


高校の友達にも、中学の友達にも、堂々と「同性と付き合ってる!」と伝えると、驚きつつも受け入れてくれる友達ばかりでした。

ときに「え?お前レズなの?笑」と揶揄してくる人もいましたし、「一瞬友達やめようかとも思ったけど、何か幸せそうだったから応援します」となんだかんだ肯定してくれる人もいました。

それでも、カミングアウトをして壊れた友情は1つもありませんでした。
カミングアウト後も仲良くしてくれています。


もしかしたら中には受け入れられない人もいたかもしれませんが、それを表に出す人は誰一人いませんでした。

堂々とカミングアウトすることで、こんなにも周りの反応は異なるのかと驚いたくらいです。

一般的に人は、自分に害がなければ避難したり攻撃したりしないんですね。
そして、人は自分が思ってる以上に他人に無関心なんだとも思いました。

嫌われるかも、白い目で見られるかも、と怯えていた日々が懐かしいくらいです。


そのことを身を持って知ってからは、なるべくカミングアウトをするようにしています。
※付き合う相手がカミングアウトを嫌がるときもあったので、そのときは内緒にしていました。

カミングアウトをすることで、自分の心がすごく楽になります。

それが気持ちよくて、一時期は仲良くなる前から、実は・・・と唐突なカミングアウトをしていたときもありました。

今はそんな自己満足なカミングアウトはしていませんが^^;

今まで色々なタイミングでカミングアウトをしてきましたが、一番スムーズなカミングアウトは、恋愛の話になったときにさらっと『実は、同性愛者なんだ』『実は、女の子と付き合ってて・・・』みたいな感じで切り出すことだと思います。

伝え方1つで相手の反応も変わるものです。

そして、今の時代は昔に比べるとずっとレズビアンだということを受け入れてもらいやすいです。

カミングアウトをしなくても生きていけるので、しなくても問題ないと思いますが、したほうが心が楽になることは間違いないです。


この記事を読んで、あなたに何か変化をもたらせたのであれば、幸いです。


最後まで読んで頂きありがとうございました!




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