体験談⑦ コンビニで出会ったノンケのHちゃん part4★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★

ノンケ攻略法

癒しの時間としこです。

本日は、10人以上のノンケさんとお付き合いさせて頂いた私の体験談を、ストーリー仕立てでお伝えしていきたいと思います。

今までの記事は、テクニック中心の内容でしたが、今回は「体験談」といった形に挑戦してみたいと思います!

この記事を読むことによって、あなたが好きな人にアプローチできるきっかけを掴めたら良いなと思います。

なお、本記事は、こちら「体験談⑦ コンビニで出会ったノンケのHちゃん part3★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★」の続きです。まだ上記記事を見ていない方はそちらから見てね!

では早速内容に入っていきましょう!

コンビニで出会ったノンケのHちゃん part4

Hちゃんの幼少期

自分の価値観にそぐわないとすぐ激怒するHちゃんと一緒にいるようになって1年。

この頃はHちゃんを怒らせないように、怒らせないように、と気をつかっていましたが、たった1年でHちゃんの価値観を全て理解するのは無理がありました。

私も生活があるのでたまたま電話に出られなかったり、メールの返事が遅れてしまうことがあります。

そんなときは

「なぜ電話にでない?」

「あなたは私をいつも大切だと言うけれどそれは口だけ」

「だって電話にでてくれない」

「いつも私を考えていたらどんなときも電話に出られるはずだ」

「ひどすぎる」

「噓つき!」

といった暴言メールが大量に送られてきます。


トイレにいっていた、お風呂に入っていたと言っても信じてくれません。

『こちらにも生活がある』

『私はHちゃんじゃない。自分の枠に私をあてはめないで、私を見て』

『良いか悪いか、白か黒かだけで考えないで欲しい』

など、沢山の言葉を伝えて話し合いをしましたが聞き耳持たずでした。


それでもHちゃんと幸せな時間を過ごしたくて、Hちゃんのことを諦めたくなくて、辛抱強く沢山の話をしていきました。

そんなとき、2人でまったりしているときにHちゃんが幼少期のお話をしてくれました。


「いつもいつも怒ってごめんなさい。

私はとっても酷い人間だ。

あなたを傷つけていることは分かっている。

でも、感情が止められないの。

あなたのことを信じたいけど、信じられないの・・・

実は、私は父親がいない。

私が小学生のときに、母と私をおいて他の女のところに行ってしまった。

私は何度も”お父さん、行かないで”と父にすがったけど、私の手を振り払って出ていってしまった。

その後はお母さんが泣きながら、”人を信じるな”、”信じることでひどい目に合う”と教えてくれた。

それから、人が信じられなくなった。

でも辛くはなかった。1人でも楽しかったから。

そんなときにあなたに出会った。

あなたと出会ってからは、辛いことが沢山。

幸せだと感じる反面、辛さが出てくる。

あなたも父と同じように居なくなってしまうんじゃないかと思うと胸が痛い。

毎日、毎日、胸が痛い・・・」


そう泣きながら話すHちゃんをみて、私も胸が痛みました。

何かあるなとは思っていたのですが、そんなことがあったんですね。

話を聞いて、自分の心の不安と戦って生きていた辛さに共感しながら、今後どうしようかと思いました。

こればっかりは、私が口で何度伝えてもすぐにHちゃんの不安をぬぐいさることはできません。


時間との闘いになると実感した日でした。




締め出された私 2度目の別れ話

少しずつHちゃんのことを知ることができてきたある日。

再び事件です!


Hちゃんに突然スマホをチェックされたのです。

友達から「今度カラオケに行こう」という誘いのメールがあり『いいね~』と返事を返した直後のことでした。


そのときは2人でスーパーに買い出しにきてたのですが、それを見たHちゃんは、泣きながら1人で家に帰ろうとしました。


慌ててHちゃんを追いかけ、腕を掴みます。


そのとたん、

「裏切者!!」と泣きながら叫ばれました。


「酷い人間」

「私を虐めてそんなに楽しいか?」

と公共の場で罵声を浴びせられます。

周りが、なんだなんだと立ち止まってこちらを見ています。


『昔からの友達なんだ』

『やましいことはない』

とHちゃんをなだめましたが、Hちゃんは興奮しっぱなしで罵声を浴びせてからそのまま1人で帰っていきました。

私もHちゃんの後を追い、半同棲している家に帰ります。


家に入った私をみたHちゃん。

急に怒り狂って「出てけ~」と物を投げながら怒鳴ります。

ここまで酷い暴れようは初めてで、呆気なく外に締め出された私。

家の外に締め出された私は、驚きと悲しみと怒りでしばらく玄関口でへたり込んでしまったときです。

バタバタとした音が聞こえたと思ったら急にガチャっと扉があきました。


落ち着いて話し合う気になってくれたのかな?


そう思って顔をあげると、いきなり顔に服を投げつけられました。


えっ???

って思っているうちに、



「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


Hちゃんが大声で叫びながら、私の服を投げつけてきたのです。


「出てけ~!!!!」


「出てけ~!!!!」


玄関口で叫びながら私の服を投げつけるHちゃん。


・・・私は鬼でしょうか?


外に追い出されて服を投げつけられて、まるで節分の鬼になった気分です。



呆気なく私の服は全て外に出されてしまいました。

玄関口に広がる服の山と放心状態の私。

投げつけるものがなくなったからか、また、どたどたと家の中に戻っていくHちゃん。

そして・・・あろうことか2人の貯金箱(陶器)を持ってきて思いっきり投げつけられました。


「私の苦しみを思い知れ~!!!!」

砲丸投げかのようにブンっと投げつけられ、私の後ろの壁に当たる貯金箱。

一瞬で粉々になり、お金が散らばります。



ケガはしませんでしたが、流石に怖くなって泣きながら謝る私。


もう、とっても惨めですよ。
友達と遊ぶ約束をしただけなのに、浮気だと思い込み勝手に暴走。
Hちゃんも辛いだろう。けど、私だって辛い。

どのくらい外にいたのでしょうか。
日が沈み始めたころに、すべての服と、散らばったお金を集めて家の中に入りました。


Hちゃんの発作は落ち着いたようで、ベッドの枕に伏せて泣いていました。
家の中に入ってきた私のことは、ちらっとみただけです。


何とか話し合おうと、『あのさ、さっきのメール、本当に友達なんだ』と切り出します。
何も言わないHちゃん。徹底的に無視され、私をいないものとして扱います。少し前までは、暴れ怒鳴り散らかし、その後は、まるで空気扱い。


でもこのままにしておけないと思い、Hちゃんの手を握り『聞いて欲しい』と話します。
凄く嫌そうな顔をされましたが最後まで話を聞いてくれました。そして一言。

『もう別れたい。辛い』

お互い辛い思いが絶えないこの恋、私が了承したら終わりです。

でも、ここで手放したくなかった。

勘違いした状態で、どうしても別れたくなかった。

楽しい、幸せな時間は確かにあるのだから。


客観的にみて、別れた方が良いのは一目瞭然。

それでも、諦めたくない私はまた何とか説得して2人の関係を修復していきました。



続く

次回の記事内容(少しフライング)


次回の記事内容は下記のタイトルに従って書いていきます。

★破られた服
★諦めた日 3度目の別れ話


是非、お楽しみに!


本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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