体験談⑥ 仕事先で出会ったノンケのRさん 後半★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★

ノンケ攻略法

癒しの時間としこです。

本日は、10人以上のノンケさんとお付き合いさせて頂いた私の体験談を、ストーリー仕立てでお伝えしていきたいと思います。

今までの記事は、テクニック中心の内容でしたが、今回は「体験談」といった形に挑戦してみたいと思います!

この記事を読むことによって、あなたが好きな人にアプローチできるきっかけを掴めたら良いなと思います。

今回の記事は、こちらの記事「体験談⑥「仕事先で出会ったノンケのRさん 前半」」の続きとなります。
まだ読んでいない方は先に読んでね★

では早速内容に入っていきましょう!

仕事先で出会ったノンケのRさん 後半

水族館デート

 

お互い仕事が忙しいながらも、Rさんと沢山の時間を共有することができました。

基本的に夜飲みに行くことが多かったのですが、たまにはデートらしいデートをしようと思って水族館デートに誘いました。

沢山Rさんと一緒に居られる時間があったので、デートコースを練りにねって当日を迎えました。

待ち合わせ時間ぴったりにやってきたRさんは、いつも以上にオシャレしていて素敵でした。

会えた嬉しさあって人目を気にせずぎゅっとハグ。

恥ずかしがるRさんに『会いたかった』と伝えて、そのまま手を繋いで電車に乗り継ぎ水族館に向かいます!

電車を降りてから水族館まで少し距離があります。

寒い日だったので、途中であったかい飲み物を買って、飲みながら水族館に向かいました。

水族館に入ってからは手を繋ぎながら、ゆっくりとお魚をみたりイルカショーをみたり、人気のない場所で不意打ちにキスしり・・・楽しい時間を共有することができました。

それからお土産屋でお揃いのボールペンを買いました。

『ボールペンみながら仕事頑張る!離れているときでも繋がっているみたいで嬉しいね』と言いながら。

このボールペンが後から2人の恋を引き裂くきっかけになるなんて、このときは思ってもみませんでした。

幸せオーラに包まれたまま水族館を後にすると夕日が出ていました。
綺麗な夕日を高いところから観てみようと、近くにある観覧車に乗り込みます。

隣に座って、手を握り『ずっとこの楽しい時間が続けば良いのにね』なんて言いながら、綺麗な夕日を見ていました。

それからは、オシャレなお店でお酒と食事を楽しみました。

あっという間に時間は過ぎていき、お開きの時間です。 寂しいけど、このお揃いのボールペンが2人を繋いでくれるね。

なんて照れながら言ってハグして、その日は解散しました。

 

 

引き裂かれた恋

Rさんの交際は順調でした。あの日までは…。

ある日、社長に呼び出されました。

「Rさんと仲良くしているみたいだけど、少しの間、会うのは控えてほしい。

他の人からの不満の声が上がっている」という内容でした。


会社の経営上、Rさんと仲良くするのは控えた方が良いことは分かっていました。

でもそれは個人の自由なので良いと思っていましたが、それをよく思わない人間もいるようです。


会社のイメージにもつながるからと、しばらく会うことを止めるようにお願いされました。

しばらくとは半年です。

半年経てばRさんと私が勤めている会社との関係が切れるので、それまで待ってほしいとのことです。

なお、同性との付き合っていることに対しては全く問題ありません。


何でこんなことに・・・。

社長から色々話を聞いたところ、あのボールペンが引き金だったようです。

急に仲良くなりだしたことやお揃いのボールペンを持っていることから、2人で会っているんじゃないかと、誰かがあれこれ噂話を流したようです。

浅はかでしたが、まさかそんなことになるとは・・・。

迷いに迷って、私は、半年間会うのを控えるという選択をしました。

内緒で会おうとも考えましたが、一度厳重注意されている状態です。

もう二度目はないと思いました。

どこで誰に見られているかもわかりません。

何よりも、Rさんと出会えたこの仕事も大切にしたかったのです。

半年、半年の我慢でまたデートできるようになります。

そう思ってRさんに、これまでの経緯と、自分の気持ちを伝えました。


Rさんは・・・激怒しました。
人ってこんなに怒るのかとビックリするくらい激怒していました。
それは、私にではなく、噂を流したであろう人(以下Vさん)に。

「誰なのかは、想像がついている!」
「絶対Vだ!」
「ふざけてる!あいつマジ許さない!」

今までの穏やかなRさんからは想像もつかないくらいの声色で、罵りだしました。

気持ちは分かりますが、そこまで言わなくとも・・・それにVさんかどうかは分からないのです。

それを伝えても聞く耳もたずで正直恐怖を感じた瞬間でもあります。


別れ

怒りをあらわにしたRさん。

その日からRさんから沢山の長文メールが届くようになりました。
主にVさんの愚痴です。

「私はあいつを許さない!」

「地獄に落ちてしまえ!」

「今日あいつが話しかけてきた。どのツラ下げて話しかけてきてんだよ!」

などといった内容が長文でつらつらと書かれていました。

そんなこと私に言われても・・・と思いつつもRさんに返事を返していたのですが、ある日仕事が深夜までさしかかり返事を返せなかったときがあったのです。

「既読無視ですか?信じられません!ショックです」

といったメールが入っていました。疲弊しているときにこのメール。

そんなことを言われてこちらがショックです。。

『仕事でした。たった数時間メールの返事が出来なかっただけでそんなこと言われても困ります。こちらもショックです』 と送ると、慌てて謝りのメールがありました。

が、たびたび、そういうことが起こるようになりました。

Rさんが求めている言葉を伝えられなかったとき、メールの返事が遅れたときに、勝手に被害妄想を抱いて急に怒りをぶつけてくるRさんにだんだんと恐怖を感じるようになってきました。

そんなある日、事件が起こりました!

Rさんの会社と二度目の飲み会が開かれました。以前とは違い、みんからの目もあるのでベタベタしずぎず、自然にRさんと接していました。

そんなとき、Vさんが、やってきました。 あろうことかRさんにボディタッチして話しかけたのです。

「なんで無視すんのよ~」と言って肩をポンっと叩いたのです。

一気に空気が変わって Rさんがブチ切れました。

「ふざけんな!こんなことしておいて許されると思うなよ!地獄に落ちろ!」


Vさんの手を振り払い大声で罵りだしたのです。

一気に静まり返る空間。

そして、そのままRさんは帰宅。

この日の飲み会は30人くらいいたので、結構ざわついていたのですがそれでもシーンっと静まり返ったくらいです。

たまっていた感情が爆発した感じですが、その場に取り残されたVさんと私は物凄く気まずかったです。


特にVさんはかなり困惑していました。
そりゃそうですよね。いつの間にか、Rさんから敵対視されてみんなの目の前で罵られましたから。


そもそもその噂を流したのがVさんかどうかは正直分からないんです。

Rさんが勝手にVさんだと決めつけて怒っていましたから。

Rさんが帰った後は、社長から「もう関わるな」と叱責され、気まずい雰囲気のまま、お開きになりました。

Rさんの突拍子もない行動には恐怖を感じた私は、一瞬で恋が冷めました。

でも「別れよう。」というのが怖くて、メールがきたら、さらっと返す方法を取りながら自然消滅を狙いました(自分勝手でごめんさない。本当に怖かったんです)。

その後は、Rさんから怒りのメールが沢山きましたが、時間が経つにつれ自然となくなっていきました。
そして私たちの恋は自然消滅しました。


終わりに

あれからRさんと1度だけ会う機会がありました。そのときのRさんは、出会った頃のような穏やかな顔に戻っていました。あんなに気性が激しい人とは初めてお付き合いしましたが、会えなくなって寂しかったんだと思います。

今は仕事に専念しているようで、充実した毎日を送っているそうで、嬉しく思います。

次回は、ノンケのHちゃんとお付き合いしたお話をしていきたいと思います。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 




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