癒しの時間としこです。
本日は、10人以上のノンケさんとお付き合いさせて頂いた私の体験談を、ストーリー仕立てでお伝えしていきたいと思います。
今までの記事は、テクニック中心の内容でしたが、今回は「体験談」といった形に挑戦してみたいと思います!
この記事を読むことによって、あなたが好きな人にアプローチできるきっかけを掴めたら良いなと思います。
なお、本記事は、こちら「体験談⑦ コンビニで出会ったノンケのHちゃん part2★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★」の続きです。まだ上記記事を見ていない方はそちらから見てね!
では早速内容に入っていきましょう!
コンビニで出会ったノンケのHちゃん part3
それでも好き

5分の遅刻が引き金となり、Hちゃんから1度目の別れを告げられた私。
別れたくなかった私は必死に説得し、そのまま交際を続けていました。
それからは、Hちゃんを怒らせないよう、いつもいつも顔色を伺うようになっていました。
そんな矢先、会社から休日出勤を命じられました。
その日は、Hちゃんとデートの約束をしていました。
が、会社側も1週間前に通知してくれたので、Hちゃんにデート日をずらせないか直接会って相談しました。
また怒られるか、泣かれるんじゃないかとビクビクしながら『来週のこの日、仕事になっちゃったから、〇日に変更できないかな?』と聞きました。
「いいよ!その日にしよう」
特に不満を言われることもなく別日に変更することができました。
当日ドタキャンという訳でもなく、1週間前の変更なのでそんな怒られることはないか!とんだ気苦労だったな!と思いHちゃんと楽しい時間を過ごしました。
そしてHちゃんはバイトの時間になったのでバイバイしました。
そしてしばらくしたらメールが・・・
「あなたはいつもいつも仕事ばかり!
私はいつも2番目!
それでも仕方ない。
だって私はあなたが好きだから。我慢するしかない。
このメールを見て、無理して仕事の日程を変更する必要はありません!
謝る必要もありません!ただ、あなたの1番になれないことが悲しいです」
・・・え????
さっき、ニコニコして了承してくれたじゃん?
え?一体何なの?
もしかして二重人格なの?
本気でそう思った私は勇気をだして電話をしてみます。
「・・・・」
でました。出てくれました。
『・・・もしもし?・・・もしもし?』
「・・・聞こえています。何ですか?」
『今休憩中?少し話していい?』
「はい」
不機嫌そうです。
『あのさ、私はHちゃんのことを1番大切に思ってるし、そんな風に言わないで欲しいな』
「・・・はぁっ!あっ!お客さんきた!」
ブチっ
・・・ツーッツーッ。
え?何?
ため息つかれました・・・。そして、電話を切られました。
お客さんが来たそうです。
・・・おかしくありませんか?
自分だって仕事を優先してるじゃないですか。
仕事場に出ているときに電話をしたわけではありませんよ?
私は休憩中に電話をしたのです。結構大切な話です。
なのに、なんの言葉もなくいきなり電話を切りますか?
段々と怒りがこみ上げてきた私は、それらの想いをメールに乗せて送信しました。
しばらくすると返事がありました。
「何で私を責めるんだ?
私を虐めてそんなに楽しい?
ひどい人間だ!」
といった内容が長文で送られてきました。
もうここまでくると唖然ですよ。
自分は悪くない。あなたが全部悪い!というスタンスで会話されるので、話し合いもできない状況です。
結局話は平行線のまま終わりました。
こんな状態が何度か続いて、次第に自信を喪失していった私。
残業することさえ許さなかったHちゃんは、1分でも『仕事終わったメール』が遅れると物凄い量の着信とメールをしてきます。
「まだ仕事終わらないの?」から始まり、
「あなたは私との連絡よりも仕事が大事!」
「私を大切にしない」
「酷い人間」
「もう話したくもない」
といったメールが送られてきます。
たった30分残業しただけでこのありさま。
それでも・・・辛いのに別れられませんでした。
優しいHちゃんが大好きだったからです。
怒っていないときのHちゃんが物凄く魅力的だったんです。
今思えば、洗脳されていたかもしれません。
あの時は、全く分かりませんでしたが。
そしてこの頃、Hちゃんは一人暮らしを始め、半同棲という形で一緒に住むことになりました。
恐怖のストーキング

一緒に住むようになってますますひどくなる束縛。
オシャレをするのも、髪型をセットするのも、「私がいるのに何でそんなことするんだ。私以外の人に好かれたいからだ、ひどい人」と嫌味を言われます。
そのたび、
『違う。身だしなみは社会人として大切なこと』
とか
『Hちゃんと一緒にデートするんだからオシャレしたいの』
とか言っていました。
聞く耳持たずですが。
そんなHちゃんとの関係なので、友達と遊びに行くことだけは口が裂けても言えませんでした。
烈火のごとく酷い言葉を投げつけられるのが分かっていましたから。
そう思った私は、彼女に気づかれないように友達と連絡をとり時々遊びに行っていました。
勿論、やましいことはありません。本当にただの友達です。
やましいことがないのであれば、伝えた方が良い!そんな声も聞こえてきそうですが、Hちゃんとの関係では言わない方が良い気がしてならなかったのです。
特に、今からお話しするこの事件が起きてからはより一層、思うようになりました。
Hちゃんと一緒にいるときに友達から、
「元気?今度遊びに行こうよ~!」といったメールが入ったのです。
スマホは常にHちゃんにチェックされていたので、急に入ってきた通知に一気に表情が曇るHちゃん。
「この人だれ?」
『友達だよ。大学時代の友達。』
「ふ~ん」
『懐かしいなぁ、』
「行くの?」
『う~ん・・・遊びに行ってこようかな』
Hちゃんの顔をちらっとみて様子を伺います。
急に無言になったHちゃん。
まずい・・・まずいまずい!!
嵐の前の静けさとはこういうものです。
しばらく無音状態が続いた後、烈火のごとく怒り出しました。
「は?何で?
何で私がいるのに他の子と遊びに行くの?
私は、誰よりもあなたが大事!
なのにあなたは、仕事も大切、友達も大切、いつも私は1番最後!
こんなにあなたのことを想っているのに、あなたは私を大切にしない!酷い!」
・・・いきなりブチ切れるHちゃん。
こうなったら収まりがつきません。
私は、ただ、
『遊びに行ってこようかな』といっただけで、
『友達が大切』とは言っていません。
大切ですが・・・でもそのワードはHちゃんに向かって言ってないです。
いつもいつも、Hちゃんが1番大切という言葉だけを伝えてきました。
きっとHちゃんは、
「私がいるんだから友達と会う必要なんてないのに、なんで遊びに行ってこようかなって言うんだ?
そうか、私よりも友達が大切だからそんな発想になるんだ。
だから友達と会うんだ!」
みたいに思ったのだと思います。
とんだ被害妄想ですよ。
でももう分かっていました。どう伝えても伝わらないことは。
・・・結局、遊びに行かないと言って事は収まりましたが、友達とのお誘いメールだけでこの怒りよう。
実際に友達と会っていることがバレたら何されるか分かりません。
色々と用心しながら日々を過ごしているとき、身が凍るような思いをしました。
ある朝、実家から会社へ行くための電車に乗ろうとしたときにメールの通知音が。
Hちゃんは、メールの返事が遅れたり、電話に出られなかっただけで大激怒するので、いつもかかさずスマホのチェックをしていました。
メールをみるとHちゃんです。
「どこにいるの?」
すぐに返事を返します。
『〇〇駅から電車に乗るところだよ』と。
送ってすぐ、いきなりポンっと後ろから肩をたたかれました。
・・・誰だろう?と後ろを振り返ると、にっこりと笑っているHちゃんが立っています。
・・・・え?
『どうして?』
震える声を抑えながらHちゃんに聞きます。
「えへへ!あなたのことず~っと見てたの!
悪い虫がついたらいけないしね。
それにすぐにメールを返すかどうかもちゃんとチェックしていたよ。
私って愛されてる!」
上機嫌でにっこり笑います。
一瞬で自分の顔が凍り付いたのが分かります。
まさか自分の彼女にストーキングされるとは・・・。
いつからストーカーされてたんでしょう?
急にHちゃんが怖くてたまらくなりました。
このときはこれで終わったのですが、それからは常にHちゃんに見られているんじゃないかとビクビクしながら外出したものです。
もう頭の中はHちゃんでいっぱいで、怖くてたまりませんでした。
そんなとき、思い通りにならないことに憤慨したHちゃんが怒りを爆発させる事件が起こりました。
続く
次回の記事内容(少しフライング)
次回の記事内容は下記のタイトルに従って書いていきます。
★Hちゃんの幼少期
★締め出され投げ出された私 2度目の別れ話
是非、お楽しみに!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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