体験談⑦ コンビニで出会ったノンケのHちゃん part5★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★

ノンケ攻略法

癒しの時間としこです。

本日は、10人以上のノンケさんとお付き合いさせて頂いた私の体験談を、ストーリー仕立てでお伝えしていきたいと思います。

今までの記事は、テクニック中心の内容でしたが、今回は「体験談」といった形に挑戦してみたいと思います!

この記事を読むことによって、あなたが好きな人にアプローチできるきっかけを掴めたら良いなと思います。

なお、本記事は、こちら「体験談⑦ コンビニで出会ったノンケのHちゃん part4★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★ 」の続きです。まだ上記記事を見ていない方はそちらから見てね!

では早速内容に入っていきましょう!

コンビニで出会ったノンケのHちゃん part5

破られた服

Hちゃんに家を追い出されたあの日から更にHちゃんに支配されるようになった私。

Hちゃんの機嫌を損ねないように注意しながらも一緒に旅行に行ったり、カラオケに行ったり、ご飯を作ったり・・・と楽しい時間を過ごしていました。

Hちゃんは激怒していないときは、とっても優しかったです。

私のことをよく見ていましたから、私が興味がある物をいつもプレゼントしてくれましたし、買い物帰りは「私の方が体力あるから!」といつも荷物を持ってくれました。

デート代金もHちゃんが支払うことがほとんどでした。

何よりもHちゃんの話を聞いているととっても元気がもらえました。

今までの内容からも分かるようにHちゃんは自分の意見を曲げない性格です。

自分の中で良いと悪いの線引きがはっきりしており、常にどちらかに当てはめようとしていました。

仕事でのHちゃんは、常に頼れるリーダーの立場にいましたが、反面、上司との反発が物凄くありました。

私は、どちらかというと「上からの指示は絶対だ」という体育会系の精神でしたので、上司に意見を言うHちゃんが新鮮でカッコイイと思っていました。

Hちゃんと一緒にいることにより、立場に捕らわれずに自分を主張する大切さを学ぶことができたと思っています。

激怒すると何するか分からないHちゃんですが、Hちゃんに尊敬し、憧れるところもあったから、離れられなかったのもあると思います。


Hちゃんと楽しい時間を過ごしていると、あのときの激怒シーンがまるで夢だったかのように思えます。

そんな幸せな時間を過ごしていた時、再び事件が起きました。


Hちゃんと近くのご飯屋さんで夕食をとった帰りです。
何気ない会話をしながら夜道を歩いていたとき、Hちゃんが急に怒り出したのです。


「私はあなたのことをこんなにも愛しているのに、思えばあなたは友達と出かける約束をしたり、デートに遅刻したり、電話に出なかったりする!

いつも仕事仕事で、ふざけるな!」


・・・え?


そもそも友達と遊んじゃダメなの?

デートに遅刻したのはあのときだけだよ?しかも5分。

毎回電話に出られるわけじゃないよ?しかも自分だって出ないじゃん・・・。

思わずため息がでる私。

「は?なに?ため息つきたいのはこっちなんだけど」


更に詰め寄るHちゃん。

こういった発作が起こるともう何を言っても聞く耳持たずです。

ただ、私のことを責めてストレス発散したいんじゃないかとも思ったくらいです。


しかし言われっぱなしでは私も気が収まりません。

言うことだけ言って、そのまま半同棲している家に帰りました。

昔は、私も熱く説得していたものです。

でも、もうこうなって2年。

収まるどころか、酷くなる一方です。

この頃から、もしかして構えば構うほど、酷くなるんじゃないかと思ったのです。


そしてHちゃんとは一切口を聞かずに寝ました。


ふと夜中に、ビリビリと何かを破る音と、すすり泣く音がして目が覚めました。


眠たい目を擦りながら前方を見ると、暗闇の奥でゆらゆらと人影が動いていました。


ん?何だろう?


段々目が開いてきたころ、驚くべき光景が目に飛び込んできたのです。


Hちゃんが、「畜生畜生」とつぶやきながら自分の服にハサミを入れて、ビリビリに破いていたのです。

まるで何かに憑りつかれたかのように何度も何度も、ハサミに切り込みを入れて、それから服を手で破いていました。


驚いた私はHちゃんに駆け寄り、ハサミを取り上げ怒りました。

『何してんの?危ないでしょ』

私をみたHちゃんはそのまま泣き崩れました。何も話したくないということだったので、そのまま背中を撫でて、ギュッとしていたらHちゃんは明け方頃に眠りにおちました。


・・・一体あれは何だったのだろう。

勿論私は寝れるわけもなく、色々と考えていたら、そろそろ家を出て会社へ行く時間になりました。
Hちゃんに仕事に行く旨を伝えて、家を出ようとしたら、送っていく!ということだったので、一緒に家を出ました。


諦めた日 3度目の別れ話


Hちゃんと一緒に外に出た瞬間、Hちゃんに「別れたい」と言われました。
やつれた顔で、力なく別れを切り出すHちゃんをみて、あぁ・・・もう無理なんだな。と思いました。


2年付き合って沢山の話し合いをしてきたけれど、Hちゃんの不安をぬぐいさることは出来なかったんだな。

Hちゃんのことは好きだけれど、昨夜の服破りもあり、もう説得する気力がありませんでした。

『分かった。』と了承して、駅までの短い時間を大切に歩きました。


もうここには来ることはないんだな。


寂しい想いが募りますが、これで良かったのだと言い聞かせ、一緒にコンビニに行きました。

Hちゃんが好きなドリンクを最後にプレゼントして、『今までありがとう』と言って、Hちゃんに背を向けて歩きだします。


しばらく歩いたときに

「〇〇~!!!」
急に名前を呼ばれました。


驚いて後ろを振り返ると3ⅿ以上離れたところに立っていたHちゃん。
急に叫び出します。


「私は、あなたを忘れることができません!こんなにも私と真剣に向き合ってくれるのは、あなたしかいません!」


は?


「わたしと、もう一度付き合ってくれませんか~???」


はぁぁぁぁ?


驚いていると、Hちゃんが私めがけて走り出し、抱き着きます。
「お願いします」
耳元でそう言われ、力なく頷く私。


正直、少し疲れてしまいました。
それでも、頷いたのは、私には決してできない公共の場での告白に胸を打たれたのと、Hちゃんのことが好きな自分がまだいたからです。

もう一度、頑張ってみようと思った日でした。


続く

次回の記事内容(少しフライング)


次回の記事内容は下記のタイトルに従って書いていきます。

★不安な心を信じる心へ
★恋人から家族へ~訪れたSEXレス~
★お別れ

是非、お楽しみに!


本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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