癒しの時間としこです。
本日は、10人以上のノンケさんとお付き合いさせて頂いた私の体験談を、ストーリー仕立てでお伝えしていきたいと思います。
今までの記事は、テクニック中心の内容でしたが、今回は「体験談」といった形に挑戦してみたいと思います!
この記事を読むことによって、あなたが好きな人にアプローチできるきっかけを掴めたら良いなと思います。
今回お話する記事はこちらの記事「体験談②「大学2年生の頃にお付き合いしていたノンケのTちゃん 前半」」の続きです。まだ前半を読んでいない方はこちらの記事から読んでみてね。
では早速内容に入っていきましょう!
大学2年生の頃にお付き合いしていたノンケのTちゃん 後半
彼氏と別れて!

Tちゃんと繋がってからは今まで以上に仲良くなりました。
授業を受けることも惜しくて、単位が間に合っている教科は一緒にサボって空き教室で過ごしていたものです。
お出かけも沢山しました。
Tちゃんに彼氏がいるということ以外は、うまくいっていたと思います。
Tちゃんも気を使ってか、彼氏の存在を口にすることがなくなっていたので、表面上は本当にうまくいっていたと思います。
ただ、イベントやTちゃんの誕生日に一緒に過ごすことはできませんでした。
「誰よりも好きだし大切だよ」とは言ってくれていましたが、イベントごとの時は彼氏が優先されましたし、私は二の次でした。
それがとても寂しくて、辛くてたまりませんでした。
一緒に居ればいるほど、Tちゃんのことを独り占めしたくなります。
彼氏の存在が嫌でした。
きっとTちゃんは、私とも彼氏とも、うまくやりたかったと思います。
でもそれは、誰も幸せにならない。
臭い物に蓋をして表面上ではうまくしたつもりでも、皆が苦しむことになります。
意を決してTちゃんと話し合うことにしました。
『あのさ…Tのこと、すっごい好き。好きだから、もう辛い。彼氏か私かを選んでほしい』
Tちゃんは泣きながら、
「あなたの方が好き。
それは本当。
でも彼氏と別れることで、彼を通してできた友達と離れるのが辛い。
そして何より、あなたと付き合っても、それを周りに伝えることはできない。
今はどちらかを選ぶことはできない。」
と思いを打ち明けてくれました。
これがTちゃんの中で出した答えでした。
辛かったですが、仕方ありません。
Tちゃんのことが好きであることに変わりありませんから。
その後もたびたび話し合いましたが、話は平行線でした。
時間ばかりが経っていき、私たちの関係は何も変わらない。
よく言えば友達以上。悪く言えばただのセフレです。
こんな関係をいつまでも続けていたらダメだと思い、別れを覚悟して再度伝えました。
『選べないのであれば、もうこの関係は終わりにしたい』と。
Tちゃんのことが本当に好きだったので、苦渋の決断でした。
ダメだったらもうTちゃんとの日々が終わってしまう。
本当にこれでいいのか、何度も考えましたが、この体だけの関係をずっと続けていくことは、もうできませんでした。
Tちゃんは驚いたような顔で私をみて、すごく悩んでから、か細い声でいいました。
「彼氏と別れる」と。
そして何か月か後に、きっちりとお別れをしてくれました。
別れるときは凄く大変でした。
相手も、うすうすそうなることが分かっていたようで(私とばっかり会っていたので全然彼氏と会えていなかったから)、泣きながら別れたくないと言っていたようです。
別れるのが結構大変だったので少しの間は、お互い複雑な感情を引きずりながら一緒に過ごしていました。
不安に押しつぶされて。

色々なことがあったけれど、Tちゃんと一緒になれてとっても嬉しかったです。
それからは順風満帆な生活を送っていました。
Tちゃんの誕生日には、高級ホテルを予約してネックレスをあげたり、クリスマスには豪華なレストランで食事をしたりと・・・今までできなかった分、華やかな時間を過ごしていました。
とっても幸せな時間を過ごしていましたが、Tちゃんのことを好きになればなるほど、Tちゃんの言葉に不安を覚えるようになっていきました。
ある日こんなことを言っていました。
「将来は、結婚して子供を産みたい!早く結婚したい~!それが私の夢なの」と。
Tちゃんは何気なく言ったようですが、私は、この言葉が引っかかって仕方ありませんでした。
本気が冗談かは分かりませんし、今は自分のことを好いてくれてるんだから不安になるな!と何度も自分に言い聞かせましたが、そんな心とは裏腹に、どんどん不安になっていったのです。
いずれは居なくなるんじゃないか。
私と一緒に居たらTちゃんの夢は叶えられない。
私から別れてあげる方が彼女のためになるんじゃないか。
私と一緒にいても幸せになれないんじゃないか。
そう思えば思うほど、本当にそうな気がしてきて、別れを告げてしまいました。。
弱かったのです。
自分に自信がなかったから、不安に負けてしまいました。
最低だと思いましたが、結婚したい!子供が欲しい!言われてしまったら、もうどうしようもないと、そのときは本気で思っていたのです。
今だったら、「結婚だって、子供だって、不可能じゃない!お互いが最善だと思う形を見つけていこう」と言えますしその自信があります。
が、あの頃の私に、そんな言葉が出てくることはなかったのです。
別れを告げたTちゃんは泣きながら怒っていました。それもそうです。
Tちゃんは彼氏と別れて私の方に来てくれたのに、私はその手を放してしまったのだから。
ここでTちゃんとの幸せな時間が幕を閉じました。
セフレという関係

別れを告げてから数日たったある日、私はとてつもない後悔に苛まれていました。
勝手ですよね。
自分から手を放しておいて、やっぱり好きだなんて。
離れてから気づくなんて遅すぎる。そう思いましたが、一か八かの思いでTちゃんにそれを伝えました。
Tちゃんは、「あなたのことは誰よりも好き。でももう信用できないから付き合えない」と言われました。
そして、元カレとよりを戻したとも。
それから、まだ気持ちがある私たちが体の関係を持つことに時間はかかりませんでした。
また、振り出しに戻ってしまいました。
でもあの頃と異なるのは、もう私への信頼は戻らない。ということです。
「彼氏と別れてもあなたと付き合うことは絶対にない!すごく辛かったんだから」と何度も言われました。
もしかしたらTちゃんは、よりを戻してもまた別れることが目に見えていたのかなと思います。
信頼がなくなった私たちの関係が終わりを告げるのは早かったです。
自然とセフレという関係から友達の関係に戻りました。
Tちゃんとは、友達の期間も友達以上の期間も長かったこともあり、今でも仲良くさせてもらっています。
やましいことはあれっきり一切ありませんよ。
色々ありましたが、本当の友達です。
今では、結婚もして2児の母になったようで、幸せそうな顔が見られて嬉しく思います。
終わりに
Tちゃんからも、とっても大きな経験を得ることができました。
この一件があってから、「相手のためを思って別れる」なんて最低な別れ方だけは絶対にしないと心に誓っています。
この別れ方って「相手のためを思って」じゃなくて「自分が傷つきたくないから」だからです。
自分の不安を、相手のせいにしているだけなんですよね。
そして、あれからずっと自分磨きを怠らないようにしました。
自信がつくまでに8年以上の月日がかかりましたが、今では、「不可能なことはない。不可能を可能としていくのが人生の醍醐味だ」と思えるところまできました。
どんなことでも勇気と挑戦があれば、可能性は広がっていくものです。
そう思える最初のきっかけを教えてくれたTちゃんには今でも感謝しています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回の話は、バイト先で出会ったノンケNさんの話をしたいと思います。
まだまだ自分に自信がない、頭でっかちな私が送るエピソードです。
最低だなぁ。と思っても、温かい目で見ていただけると嬉しく思います!
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