体験談①「大学1年生の頃にお付き合いしていたノンケのM子ちゃん 後半」★レズビアンの私とノンケさんとのエピソード★

ノンケ攻略法

癒しの時間としこです。

本日は、10人以上のノンケさんとお付き合いさせて頂いた私の体験談を、ストーリー仕立てでお伝えしていきたいと思います。

今までの記事は、テクニック中心の内容でしたが、今回は「体験談」といった形に挑戦してみたいと思います!

この記事を読むことによって、あなたが好きな人にアプローチできるきっかけを掴めたら良いなと思います。

今回お話する記事はこちらの記事「私の体験談①「大学1年生の頃にお付き合いしていたノンケのM子ちゃん 前半」の続きです。まだ前半を読んでいない方はこちらの記事から読んでみてね。


では早速内容に入っていきましょう!

大学1年生の頃にお付き合いしていたノンケのM子ちゃん 後半

ついに告白!

M子ちゃんと一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、私の中でM子ちゃんの存在がどんどんと大きくなっていいき、ついにこの想いを告白することにしました。

大学の授業が終わってから人気の少ない場所にM子ちゃんを呼び出しました。

やってきたM子ちゃんは不思議そうな顔をして私を見てから、煙草に火をつけました。

「どうしたの?」
ゆっくりと煙を吐き出しながら聞くM子ちゃん。


”好き”

この2文字を伝えたくて・・・でも喉奥に引っかかって言葉が出てこない・・・

緊張で手が震えて喉がカラカラです。

真っ赤な顔をしながらモジモジしている私をみてきっと不信に思ったのでしょう。


「なんかあった?」

『い…いや…!さっ…最近は調子どう?』

「?…良くも悪くもなく…!!今は落ち着いてるけどね」

『そっ…か。あのさ…』


”言え!言うんだ!”

心の声が私の背中を押すが、喉奥に何かが張り付いていて言葉が出てこない。


「うん」


『・・・・ごめん!なんでもない!また明日学校で!』

そう言いその場から逃げた私。


「え?ちょっと・・」

そんな声が後ろから聞こえてきたけど、振り返るのも怖くて、走って大学を後にしました。


”最低だ・・・私”
自分の都合で呼び出しておいて、何も伝えられずにその場を逃げてしまった。

「M子ちゃんを守りたい」と思いながらも、いざという時にそれを伝えられなかった。

小心者だ。自己嫌悪に浸りながらトボトボと帰宅したのだった。

家についてからも今日の出来事に悶々としていた私は、M子ちゃんにメールで想いを伝えることにしました。


「今日はせっかく来てくれたのにごめん。

実はあの時伝えたかったのは、私、M子のことが好きなんだ。

これからもM子と2人で楽しいこと、嬉しいこと、辛いこと、悲しいことを共有していきたいです。

良かったら付き合ってくれませんか?」


何度もメールの文章を打っては消して、打っては消してで文章を作り上げて、ドキドキしながらメールを送りました。

それからは、もうソワソワして何をやるにも手がつかずでした。

メールをしてから2時間くらい経ったあとにメールの着信音が鳴りました。


ガバッと携帯電話を手に取ってみてみると受信メールにはM子ちゃんの名前があります。


ふ~っと一呼吸おいてから、メールを開きました。


「いいよ!笑」


やったー!!!!!!

最後の「笑」が気になるけどOK貰えて大興奮!

家の中で思わず叫んでしまったくらいです。

後からこの「笑」の意味を聞いてみたところ、もう告白されることは分かっていたようです。

あの放課後呼び出したときの私の態度が「告白」を意味していたようです。

それもそうですよね。

恋愛対象が女の子であると言われた相手から放課後呼び出されて、相手は緊張しながら真っ赤な顔をしてモジモジしている・・・ときたら大抵の人は、「もしかして・・・」って思いますよね(;^ω^)


なお、本当は断ろうと思っていたようです。

それは、同性同士だからという訳ではなく、もう誰も傷つけたくなかったから。だそうです。

でも、いつも側で真剣に気持ちをぶつけて支えてくれる私を見たら、もう一度真剣に人と向き合ってみようと思えたみたいです。

嬉しい限りです。

そんなことから2人の想いが重なって晴れてお付き合いすることができました★

このころは、ただただ想いが通じたことに浮かれるばかりでした。


お付き合いしてから徐々に出てくる壁

晴れてお付き合いすることができた私はとっても浮かれていたと思います。

側にいるだけで幸せでした。

その反面、いつ起こるか分からないM子ちゃんの発作を過度に心配していました。

途中で倒れたらどうしよう・・・と思った私は、いつも私の家とは逆方向のM子ちゃん家まで送ってから2時間以上かけて帰宅していました。

学業にバイトにM子ちゃんを家まで送る生活に少し疲れも出ていましたが、へっちゃらでした。

お休みの日もほとんどM子ちゃんと過ごしました。

M子ちゃんは光を浴びるのが嫌いな子だったので、いつも私がM子ちゃんの家に遊びに行って、真っ暗の部屋の中でお話をしていました。(照明の明るさも嫌っていたので常夜灯で過ごしていました)

正直私は、真っ暗の部屋の中でずっと過ごすことに慣れることができませんでした。

それでもM子ちゃんと過ごすことの方が大切だったので、日中は暗い部屋の中で過ごして、時々夕方や夜になると外に出て散歩をする日々が続きました。

そんな、M子ちゃん中心の生活を送っていましたが、だんだんと私がしたいことと、M子ちゃんができないことの差が目立つようになってきました。

私は、外でランチしたりショッピングモールに行ったり色々お出かけしたかったのですが、それができないことがとっても寂しく思えてきたのです。

あんなに側にいるだけで幸せだったのに、時が経つにつれて少しずつ不満が募っていくようになってきました。

そんな私を見かねてM子ちゃんが、次の週末にお出かけしようと言ってくれました。

とっても嬉しくて、ランチの場所や一緒に行きたい雑貨屋さん、それからM子ちゃんが好きなカラオケ屋さんをピックアップしてデートの計画を立てました。

当日は、ウキウキして待ち合わせ場所に向かいました。

いつものように待ち合わせ時間の10分前についた私はソワソワしながらM子ちゃんを待っていました。

が、M子ちゃんは待ち合わせ時間になっても現れません。


電車乗り遅れちゃったかな・・・そう思いましたが30分経っても現れません。。

1時間経っても現れません・・・。


まさか事故??

心配になって電話をしても繋がりません。


1時間30分経った頃にメールが届きました。


「OD(薬を大量に飲むこと)して意識がなかった。今日行けない。」

このメールを見たときに、今まで溜まっていた不満が爆発しました。

ODするくらいです。彼女もとっても辛かったのだと思います。

でもこの頃の私は彼女を気遣う余裕など全くありませんでした。

「なんで?すごく楽しみにしていたのになんでODするの?

ずっと待ち合わせ場所で待たされる身にもなってよ!

私はM子のために沢山のことをしたいと思ってしてきたけど、M子からはそれが伝わってこない!

暗い部屋の中でずっと過ごすのももう嫌だ!

私がおかしくなる」


こんな言葉をぶつけたと思います。

他にも会うたびにリストカットの傷跡が増えていくこと、ODの回数がなかなか減らないこと、死にたいと言われることにも限界がきていました。

あの頃の私が、感情だけで動いていなければ、違った未来があったのだと思います。

M子ちゃんに全てを合わせるのではなく、M子ちゃんの気持ちを汲み取りながら自分の気持ちを都度伝えて、2人の中で1番良い解決策を見いだせなたら違っていたのだと思います。

M子ちゃんに嫌われたくなくて、ぶつかり合う勇気がなかったのかもしれません。

その日からM子ちゃんと一緒にいても楽しくなくなりました。


別れ

M子ちゃんと一緒に過ごす時間が急激に減りました。

時々、M子ちゃんから連絡が来ていましたが、それに応じることはほとんどありませんでした。

あんなに盛り上がっていた気持ちも、冷めてしまえば再び盛り上がることはありませんでした。

もうこれ以上は一緒に居られないなと思い、別れをメールで告げました。

最後の最後まで私はM子ちゃんと向き合うことができませんでした。

あれから10年ほど経ちましたが、幸せに過ごしていると良いなと思います。


終わりに

M子ちゃんは私にとって初めて本気で好きになったノンケさんでした。

ここには書ききれないことも沢山ありました。

あの頃は人目が怖くて外で手を繋ぐことすらできませんでした。

もっとお互いが堂々としていたら、ちゃんと話し合っていたら、と思った日もありましたが、今ではとっても良い経験です。

沢山の学びや気付きを与えてくれたM子ちゃんには感謝しかありません。


次は、大学2年生の頃にお付き合いしていたTちゃんとのお話をしたいと思います。
ハッピーエンドではありませんが、彼女も沢山の経験をくれました。あなたにとって参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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