癒やしの時間としこです。
本日は、「PCMAXで出会った意思疎通できない巨漢デブに拉致られた日② 出会い系アプリの体験談その8」について書いていきたいと思います。
私はこちらのサイト「レズビアンが実際に利用している優良出会い系アプリ3選」で紹介しているアプリを通して30人以上の方とお会いしてきました。
アプリの登録方法や、アプリ内でのビアンさんの探し方は、上記サイトに載っておりますので、私の方では体験談をお伝えしたいと思います。
✔出会い系アプリでどんな人と会ってるのかを知りたい!
こんな思いを抱えているあなたにとって参考になる記事だと思います。
是非最後まで読んでいただけたら嬉しく思います★
それでは早速内容に入っていきましょう!
PCMAXで出会った意思疎通できない巨漢デブに拉致られた日② 出会い系アプリの体験談その8
はじめにお伝えしますが、今からするお話は、私が体験した話しではありません。
PCMAXで出会ったビアンさん(さとこちゃん)から聞いたビアン出会い系アプリ体験談です。
前回の記事からの続きになるので、もしまだ見ていない場合はこちらから見て下さい。
PCMAXのプロフィールには、30代と書いてあったのに、実際にやってきたのは50代のおばさん。そして、100キロオーバーはしてそうな巨漢。
この時点で帰ろうと思ったがグイグイ責めてくる佑美のペースに持ってかれた私。
佑美が家に行くというので、全力で断ると、まさかの泣き落し。
予想外の展開に情が湧き、思わず『ご飯だけなら…』と承諾してしまった…。
このときの判断を私はことごとく後悔することとなる。
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『ご飯だけなら…』
「えっ!ほんとぉぉぉ?嬉しい~!!」
思いがけずに出た私の言葉に佑美が目を見開いて足をドタドタして喜ぶ。
すっ…すごい反応…。
体だけでなく声も大きいんだから周囲の視線が痛い…。
『うっ…うん。でもあんまり遅くまでいられないから、お昼ごはん食べたら帰るね』
一応念を押しておく。
「りょ~かいっ!じゃぁ、行こう!」
再び私の手をとると、グイグイひっぱって歩いていく。
『いっ…痛いって』
「あっ!ごめんごめん!・・・てへっ♪』
頭をかきながら首をかしげて私をみる佑美。
この時点で私はご飯を了承したことをひどく後悔した。
しかしまた泣かれても困るので、不機嫌そうな顔をして佑美についていく。
名古屋駅から歩いて20分
あるアパートの前で佑美が止まった。
えっ…まさかここじゃないよね…。
引きつった顔で佑美をみる。
「じゃ~ん!ここが佑美のお家で~すっ♪」
巨漢が両手いっぱい広げてドヤ顔で私をみる。
築50年ほど経過してそうな2階建て木造のアパートだ…。
階段はサビてるし、ベランダもない…。地震がきたらすぐに倒壊してしまいそうな造り…。
空気はどんよりしており、虫がいっぱいでそうな雰囲気だ。
よくこんな家に初めて出会った人を招待しようと思ったよな…。
しかもドヤ顔で披露するところがもう普通の人とは違うことを物語っている。
「お~い!!さとこ?どうしたの?」
私の目の前で手のひらをヒラヒラとふる佑美。
もう呼び捨てかよ!
言いたいことはたくさんあった。
でも色々な思考が駆け巡りうまく言葉が出てこなかった。
『いっ…いや…圧倒されちゃって…』
引きつった顔をしながらそういうのに精一杯な私。
「やっぱり~!渋い感じで良いでしょう?仲良くなったら同棲しても良いんだよ?キャッ!恥ずかしっ♪」
デブが照れながらおどけてみせる。
『いやいや、それはないから…』
「もう~!さとこつれない~!!」
ほっぺたをぶ~っと膨らませる。
デブが更にデブに…。
あんた今凄い顔してんぞ…
「まぁいいわっ♪私料理得意だから!」
しらけて何も言わない私にそう言い放ち玄関のドアをあける。
1階だった。
そうだよね。その巨漢じゃぁ2階は無理だ。
そんなことを思っているといきなり鼻がひん曲がるようなニオイが…。
…うっ!
思わず顔をしかめる。
『くさっ…!!!』
「さっ!遠慮せず入って」
佑美が半場無理やり私を家に押し込む。
想像していたとおり、佑美の家はすごく散らかっていた。
そこらじゅうにゴミが散らかっており、湿ったニオイがした。
一瞬で鳥肌が立ち、逃げ出したくなった私は、くるりと後ろを振り返る。
が、後ろには100キロオーバーの巨漢が玄関を塞いでおり逃げ場はない。
「少し散らかってるけど遠慮しないで、さっ、靴脱いで上がって」
くるりと振り返った私を再度くるりと前にして肩を押す佑美。
どうしようどうしようどうしよう…
…でもどうすることもできずに恐る恐る上がることに。
『おじゃましま~す…』
「すぐに用意するからソコに座ってて」
そういって、お菓子の袋やら飲みかけの缶ジュースが置いてあるテーブル付近を指す。
しかたがないので、なるべく物が少なそうな場所にちょこんと座る私。
「ふふっ…♪」
佑美がクネっと体を動かしながら大きな顔に手を当てて微笑む
『・・・なに?』
「物に埋もれてて可愛いーーー!!」
はぁ?
やっぱりこいつ頭おかしい…。
もう何も言いたくなくて無視する。
「っもうっ!無視しないでよっ!何食べたい?すぐ作るからね!」
・・・用意してあったんじゃないのかよ!
そもそもコイツの手作りをこの環境で食べるなんて無理だ!
『用意してないんだったら、帰るよ、あのとき用意していたって言ったから、それなら悪いなって思ってきたんだから』
そう言って立ち上がり帰ろうとする私。
「ちょっと!」
そんな私をみてすごい力で私の腕を掴む佑美。
『…ちょっ!痛いって』
「冗談だから」
『はっ?』
「だから、用意していないなんて冗談だって、少し待っててよ」
『…いや、やっぱり私、帰るよ』
そういった瞬間、みるみるうちに表情が変わる佑美。
はっ!っと思った瞬間、大粒の涙が流れる
「うわわわわわわわ~ん!!酷い!さとこ酷いよぉぉぉ」
大声で泣きながら足をジタバタする佑美。
怖い…怖すぎる。
『ごめん!』
もうどれだけ泣かれようが、無理だ!
こんな話が通じない人に同情してはいけない。
頭の中で警告アラームがけたましく鳴り続ける。
急いで玄関口に向かう私。
そんな私をみて、何を思ったのかいきなり後ろから抱きしめる佑美。
『ちょっと!何?離して!』
「いやだ!帰らないで!」
『無理だって!』
「いやだって!」
佑美の腕の中でバタバタとするがビクともしない。
『離してよ!』
「無理。帰るじゃん」
『・・・帰らないから。』
このままでは拉致があかないので、ひとまずそう言ってみる。
「…ほんと?」
頭の上からか細い声が聞こえる。
『…ほんと』
私がそういうとゆっくりと力を緩めた佑美。
私はその瞬間を見逃さなかった。
玄関までダッシュで走る!
靴を履いているヒマなんてないので、かがんで靴を取り、玄関を空け新鮮な空気を肺いっぱいに取り込んで、走り出す。
「よくも騙したなーーーーー!!!
ごのやどーーーーーーーー!!!!!」
もう走るのに夢中で佑美が何を言っているのか聞き取れなかったが、こんなことを叫んでいたと思う。
100キロオーバーの巨体に私を捕まえられるはずはない。
こうみえても私はスポーツは得意な方だ。
それでも、名古屋駅まで必死に走った。
もし捕まったら・・・と思ったら足を止める事ができなかったのだ。
駅についてホッとした束の間、足の裏に激痛が走った。
ここまで裸足で走っていたので、ところどころ足の裏が切れている。
いだっ…!
いだっ…!!
無事逃げ切った安堵と、
自分の浅はかな行動と、
足の裏の痛みに
泣きそうになりながらその場でしゃがむ。
その後は、もう自分の足でうまく歩けなかったので
タクシーを呼んで自宅に帰った。
『知らない人についていってはいけない』
まさしくその通りだと思った。
下手な同情が命取りになるところだった。
出会い系アプリでは、初対面の人と接することになるので、危機感はしっかり持っておかないといけないですね。
終わりに
以上が、さとこちゃんから聞いた内容です。
佑美さん怖すぎですね…。
今では笑い話になっているようですが、当時はものすごく怖かったと思います…。
佑美さんのような人は本当に稀ですが、やはりお互いのことを全く知らない状態で会うことになるので、危機感はしっかりと持っておきたいですね。
そうすれば被害はほとんど抑えられると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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