ハッピーメールで出会ったビアンさんと京都旅行に行った日その２。出会い系アプリの体験談その６

本日紹介するのは、ハッピーメールで出会ったビアンさん（ゆめちゃん）とのお話の続きです。

こちらの記事「ハッピーメールで出会ったビアンさんと京都旅行に行った日その１。出会い系アプリの体験談その６」をまだ読んでいない方は、先にこちらをチェックしてね。

初めて出会った日に意気投合して、一泊二日の京都旅行に行こう！という話になった私達。

その場で宿泊施設の予約だけして、当日の観光する場所は、帰ってからメールで話し合うことになりました。

こんな感じで、清水寺と嵐山周辺にある竹林に行くことに決定！

初めて会った日から２周間後の旅行だったのですが、それまでは、観光地付近での美味しいランチの場所、可愛い雑貨屋さんの場所や一休みできそうなカフェの場所を沢山調べました。

まだお互いのことを全然知らない状態での旅行ですので、多少の不安もありましたが、それよりもワクワクや楽しさの方が勝っていました。

きっとゆめちゃんの人柄がそうしてくれたのだと思います。


そして迎えた当日。

近鉄名古屋駅から京都に向かおうという話になっていたので、朝８時頃近鉄線の前で待ち合わせます。

無事ゆめちゃんと集合して、切符を買い、特急乗り場へ行くとカフェがありました。

『ゆめちゃん！せっかくだからコーヒーでも飲みながらゆったり行かない？』

「わぁ！良いね！飲もう飲もう！電車に揺られながらコーヒーを飲むなんて贅沢っ」

『楽しみだな～』

「もう楽しいは始まってるよっ♪」

そんなこんなで、コーヒーを２つ買って、特急電車に乗り込みます。


車内はそんなに混んでいませんでした。

心地よい電車の揺れを感じながら、スマホ片手に今日行く清水寺や、清水寺周辺の雑貨屋さん、ランチ屋さん、カフェ屋さんの話をして盛り上がります。

ここのみたらし団子食べた～い！

おまんじゅうも良いね！

抹茶ソフトも最高！

抹茶飲みながらのんびりしても良いね！

ようじやは、絶対行かないとね！

などなどスマホで情報収集しながらより一層京都への期待を膨らませます。


そして１１時３０分頃、京都へ到着！！


ランチは清水寺周辺よりも、京都駅の方が美味しいごはんがありそうだったので、京都駅で食べます。





京都旅行、最初の食事は・・・・




じゃ～ん！

ラーメンで、ございます(・∀・)


場所はここ⇒本家 第一旭 たかばし本店


京料理も迷ったのですが、夜と次の日の朝ご飯が京料理になるので、ラーメンにしました！笑

最初っから気兼ねなくラーメンを食べられる関係って良いなぁ…と思いながら麺をすすります。


ん～！！！
めちゃくちゃ美味しい！！


さすが食べログ3.77！
来てよかった～！また行きたい！と思える味です。

ゆめちゃんのお口にも合ったようで凄い勢いで駆け込んでいます笑


お腹いっぱいラーメン（と餃子）を食べて、清水寺へGO！

天気も空気もよく、沢山写真を撮りながら歩きます。

普段、お寺とか鳥居とか見ないので、見るだけで心が洗われるような気がします。

ゆめちゃんも、

「すご～い！！大きいね！みてみて！」

と子供のようにはしゃいでいます。

一通り全部みて回って、足がパンパン！！

近くのカフェで一休みすることにしました。

せっかくの京都なので抹茶ケーキを堪能します★

飲み物も抹茶にしようかと思ったのですが、疲れたときはコーヒーが飲みたくなるんですよね。

清水寺の感想や帰りによった雑貨屋さんの感想を話しながら休憩をしているとあっという間に１６時です。

そろそろ宿に行こうか！という話になり、旅館へGO！

やっぱり畳の部屋は良いですね★

落ち着きます！

夕食は１８時３０分からなので、それまでゴロゴロしながら沢山のお話をしました。


『ゆめちゃんはビアンってこと誰かにカミングアウトしてる？』


「してないんだ。なんか怖くって、ビアンの友達もいないから皆どうしてるんだろうって思ってた。

でも、ハッピーメールでとしこちゃんに出会えてこうやって仲良くしてもらえて、すごく嬉しい！」


『私も！会えてよかった！こんなすぐ旅行に行く人たちってなかなかいないよね♪』


「そうだね♪レアすぎる！！としこちゃんはカミングアウトしてる？」


『してるよ！カミングアウトするときは、いつも

離れていかないかな、とか
嫌われないかな、とか

不安な感情に包まれるけど、それで離れて行ったりする人はいないよ。

自分が思ってる以上に、相手は、ビアンであること気にしていないと思う。

きっと、自分が自分に偏見を頂いているんだと思う。』


「・・・そうかも。私も、自分がビアンであることを気にしちゃってるからカミングアウトできないの。でも、他人からみたら、きっとどうでもよいことなんだろうけど。」


『うん、ビアンであろうがなかろうが、関係ない！って言われることが多いからそうなんだと思う。それでも自分の心を納得させるのは、難しいよね』


「なんか、こうやってビアン同士だからこそできる話しをすることができて嬉しい！」


『ほんとだね♪』


ゆめちゃんといると何でもないような話も、真面目な話も、いっぱい話すことができて、気づいたらあっという間に夕食の時間です。


優しい味付けの京都料理を会話とともに楽しんで、お風呂に入って、お布団の中でまたお話をします。


『今日本当に楽しかったなぁ…』

「ほんとうだね～！」
ふと隣をみるとニヤニヤしているゆめちゃん。

『な～にニヤニヤしてるの？笑　エッチなことでも考えてたんでしょう？』
ゆめちゃんの頬をツンツンしながらからかいます。

「え///ちょっと！違うよ！今日のこと思い出してただけ！」
いきなりそんなことを言われたからか、照れて反対方向に向くゆめちゃん。

そっとゆめちゃんの枕元に片手を入れてから、そのまま抱き寄せます。

「ひゃっ///」

『今日は本当にありがとう』
軽くほっぺにチューしてぎゅーっとします。

ゆめちゃんの優しいニオイに包まれ安心して目を閉じると、一気に夢の中へ引き込まれてしまいました。。



続く★